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<画像:わたし>
ふと振り返るとそこにはキノコのような雲がありました。
「まあ、この雲の中にはラピュタがあるんだわ」
わたしは直感し、飛行船を呼びました。<画像:><画像:>
なぜ、そんなことができるんですかって。
わたしはお仕事の日は普通の少女ですが、お休みの日は魔女なんです。
なのでこういうことも簡単にできてしまうんです。
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「近くにシータやパズーもいるのかしら」
そう思いながら雲の中に入って行くと、すぐ上に飛行船を見つけました。
飛行船の窓を見るとそこにはシータがいました。
遠くの稲妻がだんだん近くに来て、大きな音ともに雷が落ちました。
するとわたしの髪が伸びて二本の三つ網のおさげになりました。
着ていた服も青いワンピースに変わりました。
「シータ大丈夫かい」パズーがわたしを見つめました。
「ええ、大丈夫よ。パズーは大丈夫」
と言いながらわたしはいつの間にか上の飛行船に移って、シータになっているのに気づきました。
こういうことって最近よくあるんですよ。
わたしって西洋の魔女と日本の巫女の血が流れているんでしょうか。
「どうせなら可愛らしい魔女さんと巫女さんになりたいわ」
と乙女チックな感傷に浸っている間もなく、目の前には巨大なラピュタが迫ってきました。
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今わたしゴンドアの谷でパズーといっしょに暮らしています。
二人の間にはかわいい女の子が産まれました。
ゴンドアの谷はこの淡い虹のちょうど下にあるんですよ♪