561.吾妻山と妖精さん(12/06 10:52)


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<画像:わたし>

 朝、吾妻小富士を見るとそこだけ光が当たって輝いていました。
 上空には暗雲が立ち込め、目のような形をした青空が不気味に覗いていました。
「まあ、怖いわ」と叫ぶ間もなくわたしは目に吸い込まれてしまいました。<画像:><画像:>

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 気がつくとわたしは落葉のおふとんの上に寝ていました。
 お肌にさらさらしてとても気持ちがよかったです。
 そこには藍色をした妖精さんがいました。
「あなたがあたしを助けてくれたのね。どうもありがとう」
「お嬢さん、あの付近を飛ぶのはやめてくださいね。上昇気流が強いんですよ」
「でもあたし、ただ見ていただけなのよ」
「気持ちは飛んでいなかったですか。あそこに行ってみたいとは思いませんでしたか」
「そうだわ。あたしあそこにちょっと行ってみたい気がしたの。そうしたら吸い込まれてしまったのよ。そのせいなのね。これからは気をつけるわ」
 でもあたしほんとうに行きたかったんです。
 虹の向こうばかりではなくあそこにもしあわせがありそうだったの。

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 妖精さんからのいただきものです♪

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 リンゴ畑もすっかり黄色に紅葉しました。
 落葉すると茶色になってしまいます。

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 まだリンゴの残っている木もほんの少しですがあります。
 きょうあたり収穫なんでしょうね。

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管理人:kiki

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