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きょう仁田沼に水芭蕉の撮影に行ってきました｡
水芭蕉はちょっと早めでしたが､春を待ちわびたようにあちこちに小さな顔をのぞかせていました｡ゆっくりと撮影をしながらいつものように沼を一周しました｡
仁田沼の帰り道､｢ｷｭｳ｣という泣き声がしたと思うと目の前を谷から丘へ何かが高速で走り去りました｡私が思わず丘を見るとなんとｶﾓｼｶがこちらを見ていました｡写真を撮ろうとしましたがなぜか手が動かず､私とｶﾓｼｶはお互いをじっと観察し続けました｡時間にするとごくわずかだったと思います｡ぼうぜんとした私を残してｶﾓｼｶは山の奥深くへ走っていきました｡野生のｶﾓｼｶをこんな近くで見たのは初めてだったので､とてもびっくりしました｡自然は私たちばかりではなく野生の動物たちにとっても大切なものだと改めて実感することができました｡ｶﾓｼｶの写真撮れなくて残念でしたが､私のこころのｱﾙﾊﾞﾑに一枚追加しておこうと思います｡<画像：>
