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「しあわせにかこまれて」
突然嵐がやってきて
わたし暗闇に閉じ込められてしまったの
まわりには何もない
ただあるのは悲しみだけ
どうしたらいいの、誰か助けて
いくら大きな声で叫んでも
わたしの声に答えてくれる人は誰もいません
暗い部屋の中に閉じこもり
涙が頬を伝わるとき
窓からかすかな光が差し込んできました
まあ、何かしら
そっと窓を開けると
赤いお花がわたしに微笑んでいます
わたし、うれしくなって夢中で飛び込んでいったの
もう春がやってきたのね
美しいお花や妖精さんと遊んでいると
わたしの心もしだいに和んできました
もうわたし一人ではないわ
わたしの心の中のわたしだけの花園
時々疲れるといつも遊びに行きます
もうわたしには来ないと思っていた
しあわせにかこまれて
わたしどんなにつらくても
未来に向かって歩いて行きます |
