12月23日、冬の烏川渓谷に行って来ました。詳しくはこちらのページへ。
　 (2002年12月23日撮影)　

　12月22日一ヶ月ぶりに裏磐梯に行って来ました。雪は11月よりも少なくなんだか季節が逆戻りしたかのようです。そこで今回は前回行けなかった冬の小野川不動滝に行きました。雪が少ないので普通の長靴でも大丈夫でした。この雪の量ではあまり期待できないなと思って不動滝に着いてみるとそこはまさしく冬、厳冬期の迫力ある滝が私を迎えてくれました。
　(2002年12月22日撮影)

　12月9日は福島でも朝から一日中大雪でした。近くに柿の木があるので柿と雪を撮影しようと思いその場所に行くと、もう近所のりんごはほとんど収穫されたはずなのにまだりんごが残っている木を見つけました。りんごの枝が地面まで垂れ下りとってもよい雰囲気でした。一番右の写真は柿です。
　(2002年12月9日撮影)　

　風景写真を撮っていると季節のちょっとした変化にも敏感になります。私は秋から冬へと移り変わるこの季節に身をまかせるのがとても好きです。自然は決して飾ることはなくそのままの姿を私たちに見せてくれます。
　この曲沢沼は裏磐梯に行くと必ずといってもいいほど訪れる場所ですが、一度として同じ姿を見せたことがありません。自然のもつやさしさと厳しさ、それを超越したときの美しさ、私のその時の心の状態に合わせていろいろな姿を見せてくれます。
  「終焉」は決して終わりではありません。やがて来る再生の時(春)への準備なのです。自然には必ず「再生」があるということは人間の社会にも「再生」があると信じていいのでしょうか。私にとってはこれを「希望」と言い換えてもいいのかもしれません。
　
　これは以前に撮った写真ですが、モノトーンのシンプルな感じになりました。12月はなかなか撮影に行けませんが、暇を見つけて撮影に行きたいです。
　(2000年12月16日撮影)

　これから裏磐梯は厳冬期に入りますが、グランデコに行く道の右側を流れる中ノ沢川の氷の芸術と五色沼がとてもいいです。五色沼は裏磐梯のほとんどの沼が凍結する中で青沼などの一部の沼は厳冬期であっても凍結しません。スノーシューかスキーが必要になりますが冬ならではの景色が私達を魅了します。それに観光客が来ませんのでのんびりと撮影ができます。しかし、冬季は気候が急変しますので十分な注意が必要です。
　写真は左が11月17日の弁天沼、右が2002年2月17日の青沼です。