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2011年02月20日

厳冬期あだたら渓谷

わたし

 魚止滝全景

 厳冬期のあだたら渓谷に行って来ました。
 こちらはバージンスノーです。スノーシューで雪原に跡を付けるのがもったいなかったです。
 渓流に下りるところがちょっと急です。
 今回は魚止滝までにしました。この上には神聖な亡き王女の墓があり、わたしたちは近寄ることができないからです。
 わたしは王女さまと親しくしていたこともあり写真だけは撮ることを許していただきました。
 厳冬期にしか現れない不思議なモニュメントです。

投稿者 kiki : 2011年02月20日 08:42

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コメント

kikiちゃん こんにちは

冬のあだたら渓谷は素敵な雰囲気ですね。
雪と氷柱が垂れ下がる魚止め滝のお姿が、何とも言えません。

足跡なき雪の渓谷ということは、誰も行く人がいないということで、
真冬は、神々の世界がいとなまれているのですね。

人間にとっては静寂な渓谷ではありますが、
kikiちゃんの素敵なお写真を拝見すると、
そこには神々のドキュメントを感じることができます♪

「牙を剥く滝」は、激しい異次元での闘いをかいま見たのかな?

「懺悔」に、神の世界にも許し許されるドラマがあるのかと、考えてしまいます。

「グレートマザー」はお姿通り、偉大さを感じます。

「哀しみの雪女」は「亡き王女の墓」への慟哭なのでしょうか?

「落日」、林間雪原の陽光と木立の影が何とも言えず素晴らしいです!!!

kikiちゃんの思い入れが深い渓谷。
雪のモニュメントから神々の世界を感じることができました。
ありがとうございます♪♪

投稿者 やまがっこう : 2011年02月20日 11:44

>やまがっこうさん、ありがとうございます。

冬のあだたら渓谷は独特な雰囲気です♪
去年までは冬季は行けないと思っていました。
魚止滝の氷もかなり太くなっていました。

冬季は成女式も行われる神聖な場所なので男子禁制です。
ここのバージンスノーの結界を進めるのは処女でなくてはいけません。
また、あだたら渓谷を支配する女神さまや妖精さんとおともだちでなくてはいけません。

これをクリアできる若い女性はかなり限られてくると思います。
誰もが行けるわけではないです。
危険もありますので女神さまの庇護のもとに慎重に行動しなくてはいけません。

なのでここで繰り広げられるドラマはおっしゃるとおり神話の世界に通じています。
ご感想いただきとてもうれしいです♪

春には豊穣の女神デメテルさまもやってきて結界は解け、再び緑あふれる世界になることでしよう。

投稿者 kiki : 2011年02月20日 13:03

kikiさん こんにちは。

あだたら渓谷の冬景色、楽しませていただきました。

魚止滝は一部凍っているようですね。
水の流れが鋭いように見えました。

ライン、素敵ですね♪
黒い枝の下を、雪がさらさらと流れていくようです。
白い砂漠のよう。

うねりも素晴らしいです。
本の挿絵にあるような景色・・。
こういうお写真憧れます、わたしはなかなか撮れません。
暗い感情と真っ白な感情が交錯している感じ、、です。

牙を剥く滝は、神聖な亡き王女の墓に誰も近づかないように見張っているのでしょうか。
こちらも、鋭いようです。

落日、浮かび上がった影が今にも動き出しそうです。
光と影の演出、素晴らしいですね♪

投稿者 : 2011年02月20日 17:30

kikiさん、こんばんは。
あだたら渓谷へ行かれたのですね。
バージンスノーですか、神聖な世界を感じます。

ラインは、とっても素敵ですヽ(^o^)丿
厳しい寒さが伝わってきます。
ひとりで行かれたのですか?
危険はないのかしらとkikiさんを心配しちゃいました。

投稿者 夢子 : 2011年02月20日 18:01

>香さん、ありがとうございます。

魚止滝は両側の一部が凍っています。
そのため水の流れが真ん中に集中し鋭く見えるのだと思います。
水量は少なめです。

ライン、ご感想ありがとうございます♪
これも雲ひとつない晴天だったからです。
これは撮影前の写真で、この後真ん中あたりを歩いていくのですが、ちょっともったいない感じでした~。

うねりは葉があって少し暗いところなのですが、太陽の光が全面に当たったためこんな感じになりました~。
わたしも黒いマイナス的な面と白いプラス的な面を両方持っているのかもしれません。
この二つを微妙にバランスをとって生きていますが、時には黒い面が優勢になってしまいます。

神聖な亡き王女の墓に行くのには、牙を剥く滝以外にもいろいろ障害があり近くは行けませんでした。
亡き王女さま、とてもかわいそうに。わたしは泣いてしまいます。
ちょっといろんなことがたぶってしまいました。、

真っ白い何も汚れていない?わたしのこころのキャンバスを光と影が横切りました。
わたしは光だけでは生きていけません。苦しくても影の存在も認めようと思います。

今回は午後行ったのですが、天候も珍しくよく、いろんなことを考えさせられました♪

投稿者 kiki : 2011年02月20日 18:06

>夢子さん、ありがとうございます。

誰もまだ足跡を付けてないバージンスノーがわたしを迎えてくださいました♪
ここから先は神々の支配するところです。

ラインは太陽のおかげです~。ご感想ありがとうございます♪
今年の冬はお休みの日の晴天はほとんどありませんでした。
ここは一人で行きましたが、危険がいっぱいあります。
女神さまがわたしをやさしく見守ってくださったので行けましたが、本当の意味での一人ではちょっと行けなかったです。
女神さまと今は冥界にいらっしゃる王女さまに感謝です♪

投稿者 kiki : 2011年02月20日 18:20

お早う御座います☆

おぉ、あだたら行かれましたか。
魚止滝から先はなかなか行くのが大変なようですね。
ちょっと分からないのですが、スノーシューで階段などの上り下り、身体を横にするのですか?

前回の記事ですが、そっか、kikiさんも赤川でやらかしましたか‥。

投稿者 Mechanism Hermitage : 2011年02月24日 07:42

>Mechanism Hermitageさん、ありがとうございます。

今回は行きませんでしたが、魚止滝の上の橋を渡って階段の手前までは無理をすれば行くことができます。
そこから先は急傾斜と雪を踏み抜く危険があり、もう少し雪が解けないと行けません~。
階段は雪に隠れていますので、スノーシューでそのまま雪上を歩きます。
急傾斜のところや急傾斜の斜面を横切るところがちょっと大変です。

わたしは達沢でした。それほど深く積もっていなかったのですが、甘くみてしまいました。

投稿者 kiki : 2011年02月24日 20:06

お~~すごいですね。
積雪期の沢というとちょっと身構えてしまいますが
魚止滝までいかれましたか!
勇気ありますね!
こちらも写真とタイトルが中々いいです♪
亡き王女の墓、、王女の魂の造形なのでしょうか?
春になれば水面に融けて命の糧となる、、
そしてまた冬になれば伏流水を集めて魂の造形を作る。
生も死も司る神の技を見るようですね。

投稿者 KEN : 2011年02月25日 01:30

>KENさん、ありがとうございます。

積雪期の沢は危険が伴いますが、先週の時期だとまだ安全です。
暖かくなって緩んでくると怖いです。
この少し上まで行きたかったのですが、橋には雪がたくさん積もっていて万が一を考えてここまでにしました。

亡き王女の墓は王女の魂の化身だと思います。
春になれば再び豊饒の女神となってよみがえります。
冬の一時期だけはこのように冥界を支配する女神になります。
生と再生はすべて女神さまのなされることです。

投稿者 kiki : 2011年02月25日 20:11

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