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2006年05月
2006年05月28日
「夢日誌」再開のお知らせ
「夢日誌」にご訪問いただきありがとうございます。
PCがようやくなおりましたので、「夢日誌」も再開します。
ご迷惑をおかけしましたが、これからもどうぞよろしくお願いしますね♪
経緯
①XPは立ち上がるが、アプリケーションが反応しない。
②スタートアップ、ウィルスソフト等を見直しする。
③「システムの復元」を実行するが改善しない。
④仕方なく再セットアップを実行し復旧する。
原因
最初ハード的なものと思いましたが、再セットアップで復旧しました。原因についてはいろいろ考えられますが、特定はできませんでした。
対策
原因がわからないので対策は立てられませんが、こまめにバックアップをとろうと思います。今回も再セットアップする前にバックアップをとったのですが、いろいろ細かく設定しなおしたりして復旧まで一日かかりました。
再開にあたって
最近多忙なためなかなか更新できませんが、長い目でみてあげてくださいね。
なおアバターは動画だと見栄えはいいのですが表示するまで時間がかかるので、静止画に変更しました。お花にすわった感じが気に入っているのでしばらくこのままにしようと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
(2006年6月3日追記)
アバターは再びキラキラ動画に戻しました。また、変えるかもしれません。
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投稿者 kiki : 09:04
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2006年05月25日
「夢日誌」休止のお知らせ
「夢日誌」にご訪問いただきありがとうございます。
現在PC故障のためお返事等できませんのでしばらく休止いたします。
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願い致します。
投稿者 kiki : 19:57
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2006年05月06日
わたしとお茶しませんか♪
この前わたしがビッキ沼に行った時、小さな水芭蕉さんに声をかけられました。
「きょうは雪が降ったのよ。びしょぬれだしとっても寒いの」
「そう、それは大変だったのね。こんな時期に雪が降るなんてわたしも思っていなかったわ」わたしは水芭蕉さんに小さな声で答えました。
上の木立から水が落ちてくるので、水芭蕉さんと同じようにわたしの純白のブラウスと緑のスカートもびしょびしょです。
今まで立っていたのですが、これだと水芭蕉さんを見下ろすようになるので、スカートの先をつまんでしゃがみました。
わたしがどうしてこんな格好で来るのですかって。それはこれまで読んでいた方にはおわかりでしょうが、わたしが悲しい時とか慰めてもらいたい時に水芭蕉さんになって、何日かいっしょにいるからなんです。そうしてお話したり遊んだりするとわたしのこころも少しずつ和んでくるんです。
少し時間がたってわたしたちたくさん遊んだので少しのどがかわいてきました。
「そうそう、わたしとお茶しませんか」仲良しの水芭蕉さんがわたしを誘いました。
「ええ、喜んで。わたしとってもうれしいわ。でもわたしすっかりびしょびしょよ。ちょっと着替えてくるわね」
そう言って立ち上がるとわたしのスカートのすそから水が流れ落ちました。そしてその水は水芭蕉さんの緑のスカートの上に落ちていきました。
これは汚れた水ではありません。わたしのスカートは水芭蕉さんのスカートとまったく同じ天然のものです。天からのしずくとまったく同じくらい澄んだ水です。水芭蕉さんのスカートにもともとあった天から落ちてきた水とわたしのスカートからの水がまじりあい、これ以上澄んだものは考えられないくらいの透明できらきら光る水ができました。
わたしはピンクのお洋服に着替えてきました。するとね、不思議なことに木立から降ってくる水が止まってかわりに太陽の光が差し込んできました。
お洋服って不思議な力を持っているんですね。女の子がおしゃれをするのはこういう意味もあるんです。言うまでもなくピンクは春の色、春を呼ぶ色なんです。まもなく桜の季節もやってくることでしよう。
水芭蕉さんはさっきの澄んだ水を温めて、おいしいお茶を作ってくれました。これはわたしたちがいっしょになって作った水からできたお茶です。自然と人とがいっしょになって作りました。
夢、希望それははかないものです。でも、このこのお茶の中には天の星の数と同じくらいたくさんあります。わたしたちこのお茶を飲みながら楽しくお話をしました。わたしのこころとからだが澄んでいくのがわかります。わたし夢をたくさんこころの中に取り込みました。きっとあしたから素敵な日々を過ごすことができるでしょう。
「乙女の願い」
わたしと楽しいお茶しませんか♪
ここではゆっくりと時が流れていくの
そして、忘れていた時間を取り戻しましょう
このお茶を一杯飲むごとに
わたし可愛らしくなっていくの
きっとあなたもかしら
風船のようにふくらんでいくわたしのこころ
きっと夢がいっぱい入っているのね
やさしさにあこがれて、美しさにあこがれて
わたしこのままずっとやさしく可愛い女性でいたい
いつまでもいつまでもね♪
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投稿者 kiki : 21:23
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2006年05月01日
秘密の花園
花見山のソメイヨシノが満開になった時、花見山の頂上まで上ってみました。快晴で遠くには吾妻山が見えてとてもさわやかでした。
しばらくして頂上から見えるきれいな花園に行こうとしました。
「だめよ、ここから先に行ってはいけないわ」桜さんが両手を広げてわたしの行く手をさえぎりました。
「どうしてなの。わたしはあの花園に行くだけよ。わたしにそんなこと言うのはおかしいわ」
「どうしても行くのね。わたし知りませんよ」と、桜さん。
「とうぞおかまいなく」
わたしはころばないようにゆっくりと頂上から下りていきました。少し歩くとちょっとおかしいのに気づきました。歩く幅がだんだんと短くなってくるんです。最初は気のせいかと思いましたが違うみたいです。しばらくすると背も小さくなってきました。
そして、わたしついに13歳の少女になってしまいました。引き返そうとしても下ることはできても上ることはできません。
「お願い、助けて。わたしあなたの言うとおりにします」わたしのほほから地面に涙が落ちていきました。
「もう遅いのよ。わたしには止められない。あなたはこのまま子供になっていくのよ。そして最後には……」桜さんが悲しそうな顔でわたしを見ました。
「どうしてもだめなの」とわたし。
桜さんはううとしばらく考えていました。
「これから大人に成長していく人といっしょなら戻れるかもしれない」
わたしが途方にくれていると遠くから幼稚園の園児が来るのが見えました。きっと遠足に来たのでしょう。その子たちはこれから上に行くみたいです。
「まあ、kikiちゃんじゃないの。離れてはだめよ。みんなといっしょに歩きましょうね」
先生がちょっと恐い顔でわたしをじっと見つめました。わたしはどうやらその子たちと同じ年齢になってしまったみたいです。男の子が来てわたしの手をつないでくれました。すると、わたし向きを変えていっしょに上ることができました。「あっ、そうなんだわ。この子たちはこれから大人に成長していくのね」
しばらくするとわたし元いた場所に戻っていました。幼稚園児はどこかに行ってしまい、わたしは大人の女性に戻ることができました。
「だめよ、ここから先に行ってはいけないわ」
わたしの目の前にはあの桜の木がありました。時間もあの時に戻ったみたいです。
わたしはすべてを理解し、その花園に行くことはあきらめました。あの花園はきっといのちを作る場所だったのです。だからあそこまで行ったらわたしはきっと赤ちゃん以前になってしまったことでしよう。でもなんとなくなつかしい気もするんです。
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投稿者 kiki : 18:49
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