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2006年07月15日
輝いて 輝いて♪
水芭蕉の季節はもう終わってしまったわ
でもわたしいつまでも輝いていたいの
そしてあしたに向かって
どこまでもどこまでも歩き続けたら
どんなに素敵なことでしょう
そんなことを考えながら歩いていると、雪渓の谷間に小さな水芭蕉を見つけました。全身から光を出して輝いていました
「ねえ、水芭蕉さん。あなたはどうしてそんなに輝いているの」
「女の子はいつまでも輝いていなければいけないのよ」水芭蕉さんが凛として答えました。
「わたし輝いていないわ」
「今からでも遅くはないのよ。わたしといっしょに輝きましょうね」
光のシャワーが薄いピンクのブラウスと茶色のスカート姿のわたしに降りそそぎました。わたしの肩までかかるやわらかな髪がふんわりと揺れました。金色のネックレスが光を反射してとてもまぶしいです。わたし自分でも輝いているのがわかりました。
「わあ、素敵。こんなこと初めてだわ」
わたしは両手を胸に合わせました。光がどこから出ているのか知りたかったからです。光は胸の奥底から出ているみたいです。
「きゃあ、わたしどうなるの」
「落ち着いて、kikiちゃん。光はあなたのこころから出ているのよ。今の気持ちを大切にして自信を持ってくださいね」
「今の気持ちって何なのかしら」
「それは女性としてのやさしい気持ち、おもいやり……。成女式の時教わりましたよね」
成女式。ああ、なんだか懐かしい感じがします。そういえばわたしもかすかに覚えています。少女から大人の女へ。
いつのまにか光は消えていきました。輝く水芭蕉さんもどこにもいません。でもわたし今までのわたしとは違います。
どうしてですかって。それは胸の奥に輝く光をもっているからです。
この光を消さないようにこれからも生きていこうと思います。
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投稿者 kiki : 2006年07月15日 08:29
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輝き続けるって言葉にすると難しそうに感じます
でも意識を少し変えるだけでもいいのですよね・・・
私も輝く事を忘れないようにしたいです~♪
投稿者 ステラ : 2006年07月17日 18:06
ステラさん、ありがとうございます。
輝き続けることはなかなか難しいです。
でもいつまでも輝いていたい。
ふと、そんなことを思うこの頃です。
ちょっとしたことに気をつければ案外できるかも。
それに輝いているときって楽しいですよね♪
投稿者 kiki : 2006年07月17日 20:04
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