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2006年09月09日
2006年09月09日
夏少女
[小さなものがたり]
暑かった夏もやっと終わりましたが、日焼け止めクリームを塗らずに炎天下を歩き回ったので、わたしすっかり日焼けして秋になってもしばらく夏少女のままです。
投稿者 kiki : 17:35 | コメント (2) | トラックバック (0)
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暑かった夏もやっと終わりましたが、日焼け止めクリームを塗らずに炎天下を歩き回ったので、わたしすっかり日焼けして秋になってもしばらく夏少女のままです。
これも幕滝に行った時のことですが、細い道を登っていくと冬の雪のせいでしょうか、大きな木が一本倒れていました。
「まあ、もしかしてここから先には行ってはいけないのかしら」と思いましたが、滝はもうすぐですしせっかくここまで来たので行くことにしました。
しばらくすると滝が見えてきました。
「わたしの考えすぎね。何も起こらなかったわ」とわたしがつぶやいたちょうどその時、空からたくさんのキラキラするものが落ちてきました。
「まあ、なにかしら」とわたしが落ちてきたものを拾ってみると、いろいろな色の透明に輝く宝石でした。わたしはその中の一つを胸に当てました。宝石はさらに輝きを増して光りました。
「わたしこんな大きい宝石初めてよ。素敵だわ」わたしはうっとりしてしまいました。たくさん持って帰ろうとしましたが結局一つだけにしました。自然からのプレゼントは欲張らないほうがいいと思ったからです。
お家に帰って男の人に見せると「それ、ただの石じゃない」と言われましたが、いいえこれは間違いなく宝石です。もしかしてこれは女の人にしか見えないのかもしれませんね。
その宝石は今でもわたしの宝石箱の中に大切にしまってあります。
投稿者 kiki : 17:35 | コメント (2) | トラックバック (0)