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2010年10月15日

聖なる安達太良山

わたし

 午後から安達太良山に行って来ました。
 夕方山中で開かれる秘儀に参加するためです。
 麓に着いて山を見ると霧がかかっていました。
「異界への入り口が開く時だわ」
 わたしはカーテンが閉じないうちに異界へ入りました。

投稿者 kiki : 2010年10月15日 07:47

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コメント

kikiさん、こんにちは
安達太良の紅葉は見事ですね!
紅葉風景には緑色が大事ってよーくわかります
熊笹?はそばで見るとなんとも感じないけれど遠目では深緑のカーペットのように美しい色に変身ですね
10時くらいにテレビつけたら安達太良から中継やっていて雨のようでしたけど今頃は虹がかかっていそうです
行きたいな・・・
森ガールはキュート系で山ガールは+ワイルドがあるんですね
kikiさんはどちらも似合いそうです♪

ツイッター始められたのですね
フォローさせていただいてもいいですか~?

投稿者 ステラ : 2010年10月15日 11:56

>ステラさん、ありがとうございます。

安達太良は毎年当たり外れがないので便利なところですね。
こういうところはあまりないような気がします。
中腹より上が今見頃です~。
ぜひお出かけくださいね。

緑はやっぱり大切です。これは紅葉撮影の必需品でしょうか(笑)
福島はずっと小雨でしたので、安達太良も雨なんでしょうね。
午後から回復しそうなので虹も期待できそうです。

森ガール系もかわいいので愛用しています♪
山ガールのは実際の登山で着用しますので、気候の急変でも大丈夫なように機能性もかなり持たせてあるようです。

ツイッターぜひフォローしてくださいね。
よろしくお願いします♪

投稿者 kiki : 2010年10月15日 12:22

kikiちゃん こんばんわ

昨日、僕が帰路に通った道をのぼられたのですね。
奥岳登山口~勢至平~くろがね小屋の登山道。
昨日の事とはいえ、懐かしい風景、胸がときめきました!!!

最初のお写真、僕も同じ所で鉄山南壁の紅葉を眺めましたが、あそこは素晴らしいビューポイントでしたよねー♪♪♪

kikiちゃんのお写真、「異界への入り口」以降、おっしゃるように、智恵子さんが「体験」した「心」が象徴的に撮られている感じがしてなりません。


智恵子さんは「無垢なわたし」のように、純真でまっすぐな性格の方だったようです。そして芸術を志されるだけあって、人一倍感受性の強い女性、、、

それゆえに、

「迫り来る危機」そして「亡者の踊り」によって、昭和の大恐慌による経済破綻で生家の没落に直面され、人一倍苦しまれ、

志す芸術の道への「あこがれ」と現実の矛盾の板挟みで、心が深く傷ついて、精神的に病まれたのではないでしょうか???

安達太良山は「聖なる地」です。

夫の高村光太郎さんは、智恵子さんのご快癒を願い、

「祈り」を捧げられました。

智恵子さんにとって、高村光太郎さんの優しさは、「ともしび」だったと思います、、、

ごめんね、

kikiちゃんの素敵なお写真に、僕の智恵子さんへの思い、勝手に感情移入してしまった、、、

、、、、、、、、、、、、、、


俺、まだ、修行が足りんなー、、、

でも、「ほんとうの空」を考えていて、智恵子さんの苦悩を考えていて、何か、kikiちゃんのフォトストーリーが智恵子さんの苦悩の過程を描いている感じしてしまいました、、、

許してね、、、

でも、真剣にkikiちゃんの写真と向き合ったんだ、、、


とってもイメージが深まる、素敵なお写真でした!!!


今日は、夕方、明日のイベントに備えて、ステージの仕込みしました。
そして、福島ビエンナーレ2010野外展示の準備も急ピッチ。現代アートの祭典が始まります。

芸術を志す若者達に幸多かれと願ってきました。

投稿者 やまがっこう : 2010年10月15日 18:54

>やまがっこうさん、ありがとうございます。

午後からは気象条件が急変することが多いので、山には登らないことにしているのですが、きのうは憑き物が付いたように登ってしまいました。

勢至平着夕方近く、もやの中の太陽が山近くに迫っていました。
そこでわたしが見たものは智恵子さんが多分病に冒されながらも見たであろう別世界でした。
でもこれが見えないとおそらく芸術家としてはうまくいかなかったと思います。

女性の場合、小説家はたくさんいるのに、美術で成功した方は少ないです。これはもしかしたら男性の小説家の多くが心の病に倒れたように、美術は逆に女性向きではないのかもしれません。内面の世界を直接的イメージである美術で表現することは感情機能が比較優位な女性にとって危険なことなのでしょうか。

本当の空(癒しの世界)が見たかった智恵子さんは、本当の空を見ないで終わってしまいました。いや最後には見ることができたとわたしは信じています。

「無垢なわたし」と「迫り来る危険」は同一の被写体を露出を変えて意図的に撮影したものです。病に倒れる前、一見健康的で明るい智恵子さんの内面は実はこんな感じではなかったのかと思ったからです。

夕日が沈み山道は次第に暗くなっていきました。それはこの世のものでないもののけたちが支配する世界です。
巫女の体験があり(アルバイト)山の神様から守られたわたしでさえとても怖かったです。
はからずもわたしは智恵子さんが歩んだ道を追体験してしまいました。

「ともしび」は麓のレストハウスの光です。闇の中たまたまぶれずに撮れたのはこの一枚だけでした。智恵子さんも最後にはきっとこの光を見たことでしょう。

やまがっこうさんのご感想も大変参考になりました。
ありがとうございました。

投稿者 kiki : 2010年10月15日 20:33

kikiさん こんばんは。

安達太良山行かれたのですね~。
1枚目の写真、わたしの好きな赤色がたくさんで一目ぼれしてしまいました。
霧がかかった様子、夕方に開かれるという秘儀にふさわしい雰囲気ですね。
聖なる安達太良山、、タイトルのとおりですね。

無垢なわたし。若々しい黄葉がまぶしいですね。
やっぱり黄色には何色にも染まっていない白色がお似合いだと、改めて感じました。

ネットなどで安達太良山を調べると、やっぱり「ほんとの空」の写真が多く見られるのですが、
夕方の写真は初めて見ました。
秘儀が行われる時間だから、なかなか立ち会うことができないのかなと思いました。

週末、念願の安達太良山に出かけてくる予定です。
kikiさんの記事を拝見して、さらに出かけるのが楽しみになりました♪

投稿者 : 2010年10月15日 20:59

kikiちゃん ありがとうございました

とても感動しました!!!
本当に勉強になりました。

不器用な僕、うまく言葉で言えないけど、

>「無垢なわたし」と「迫り来る危険」は同一の被写体を露出を変えて意図的に撮影したものです。病に倒れる前、一見健康的で明るい智恵子さんの内面は実はこんな感じではなかったのかと思ったからです。

この言葉に、心がとてもとても、激しく動きました。
このkikiちゃんの素晴らしい感性、僕、足もとにも及びません!!!

kikiちゃんとブログでコメントやりとりさせていただいていることに、ただただ感謝です!!! 

あの、

不器用な僕の感想、参考にしてくれてありがとう!!!


あと、

山男としての俺から一言、

下山は、日没前にするんだよ。危険だからね。

投稿者 やまがっこう : 2010年10月15日 21:49

>香さん、ありがとうございます。

安達太良山やっぱり行ってきました~。
ご感想いただきとてもうれしいです♪

夕方は神々の支配する時間なので、よほどのことでないとわたしも行きません。
智恵子さんに呼ばれてしまったので、親しい方だけで密会ということになりました。
もうこの世にはいませんが、こうしてわたしたちとお話しをすることもできます。
時空を超えたおしゃべりも楽しいですよ♪

智恵子さんも無垢なままでもよかったのに、無理をしてしまったんですね。
光太郎さんはわかっていたはずなのに残念です。

香さんも明日行かれるのですか。
晴れの予報なので青空に紅葉真っ盛りの情景が目に浮かびます。
智恵子さんからも「ほんとうの空よろしくね」とのことです。

投稿者 kiki : 2010年10月15日 21:50

>やまがっこうさん、ありがとうございます。

ご心配いただきありがとうございます。
うしろからごそごそという音が聞こえ「熊さんかしら」ととても怖かったです。
素直に反省します。

智恵子さんのことはご主人も守りきれなかったのですね。
今の医学だと避けられたのに残念です。
でもわたしたちのこころの中にいつもいてくださるのでうれしいです。

ご感想ありがとうございます♪
わたしもどう受け取っていただけるか関心があります。

投稿者 kiki : 2010年10月15日 22:08

kikiちゃん

夕べはコメントの最後に厳しいこと言ってごめんね。
kikiちゃんの無事な登山を心から願って、申し上げました。

素直に聞いてくれてありがとう♪♪♪

明日は白河出張、
明後日は須賀川出張で忙しくなるけど、

途中、もし時間があったら、二本松の智恵子さんの生家、「智恵子記念館」に立ち寄ってみたいと思います。

投稿者 やまがっこう : 2010年10月16日 16:40

>やまがっこうさん、ありがとうございます。

わたしのこと心配していただいてとてもうれしいです♪
あの時間帯はほんとうに危険がいっぱいです。
怖くて走るように下りてきました。

せっかくだからくろがね小屋に泊まればよかったんですね。
予約すればけっこう空きもあるようです。
早朝も楽しみたかったです。

お仕事お疲れさまです。
「智恵子記念館」わたしも今度行ってみます。

投稿者 kiki : 2010年10月16日 17:04

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