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2007年06月18日
赤いブローチと王女さま
ヒメサユリさんにお別れを言って池まで下っていくと、そこには赤いブローチがありました。
「まあ素敵、ヒメサユリさんからいただいたピンクのドレスによく似合うわ」とわたしは思わず手を触れようとしました。
「だめですよ。自然のものに触ってはいけません。そんなに欲しいの、お嬢さん」
池の真ん中から女の人の声が聞こえてきました。この池の主の声でしょうか。
「ごめんなさい。あまりにきれいなものだったから」
「胸にそっと手を当てて、目をつぶってごらんなさい」
わたしは言われるままに目をつぶりました。
静かに風が吹きわたしのピンクのドレスのすそを揺らしました。
「目を開けてもいいですよ」
わたしが目を開けるとドレスの胸のところに赤いブローチがありました。
「まあ、ありがとう。とってもうれしいわ」
投稿者 kiki : 2007年06月18日 20:56
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コメント
(*'▽'*)わぁ♪
本当の名前を思い出したのですね・・・
ステキなお名前ですね(^^*))((*^^)
私もわすれているのかな..
顔をおおうほどの大きな涙をたっぷり流したなら
忘れていた記憶がよみがえるでしょうか・・
投稿者 ステラ : 2007年06月21日 15:02
ステラさん、ありがとうございます。
kikiはこの名前が以前からとても気になっていたんです。
なぜなんだろうと遠い記憶をたどっていくと、かすかにこんなことが浮かんできたんです。
エミリー、たぶんkikiの本当の名前なのかもしれません♪
ほんとうの名前の持つ危険性は「ゲド戦記」に書いてありましたが、わたしの場合はまず大丈夫だと思います。
忘れていた記憶、天からの涙が静かに地面に流れ落ちる時、もしかしたら妖精さんがそっと教えてくれるかもしれませんよ。ヘ(*＾0＾*)v
投稿者 kiki : 2007年06月21日 20:28
エミリーさん、こんばんは。KIKIさんはエミリーさんだったのですか…
ステキなお名前ね。
ピンクのドレスにブローチまで頂いて、よかったですね♪
私も夢子の他にステキな名前があったらいいなぁ?
今、若松にいます。
明朝、南郷姫に会いに行くの。私もドレスを貰えるかしら？
投稿者 夢子 : 2007年06月23日 23:55
夢子さん、ありがとうございます。
エミリーという名前とっても気にいっているんです。
わたしのことそう呼んでいただくととってもうれしいわ♪(^-^*))。。。
これからはキキとエミリーといっしょに使ってみようと思います。
ピンクのドレスとブローチわたしにとっても似合うのよ。
池を鏡にしてわたしの姿を映すと少女のころに戻ったような気持ちになります。
夢子さんもよろしかったら素敵な名前思い出してくださいね♪
明日、南郷姫なんて、わあ、とってもうらやましいわ。o(*^^*)o
きっと素敵なドレスもらえると思います。
そうしたらいっしょに着飾って妖精さんの舞踏会に行きましょうね。(*￣ー￣)ｖ
投稿者 kiki : 2007年06月24日 15:43