(21巻)
のだめの彼 千秋は中国の天才ピアニストRuiとラヴェルのピアノ協奏曲を共演します。
Ruiの弾くラヴェルはいつか千秋と奏でたかった音でした。
失意ののだめは千秋に逆プロポーズしますが本気にされず出ていきます。
日本で知り合った音楽の大家シュトレーゼマンと偶然再会し、のだめの弾くベートーヴェン ピアノ・ソナタ31番を聞いたシュトレーゼマンはのだめの成長を感じます。
(22巻)
のだめはいきなりシュトレーゼマンロンドン公演でプロデビューをします。
彼女の独創的なショパンピアノ協奏曲第一番は大成功に終わります。
しかしのだめはこころに傷をもったままエジプトへ出国します。
『のだめカンタービレ』は『kiss』でLesson133まで進んでいます。
パリに戻ったのだめは楽団員の子供の世話を楽しそうにしています。
幼い頃こころに傷を受けたのだめは幼稚園の先生になるのが目標でした。
のだめは音楽は好きですが、基本的に音楽業界がきらいです。
千秋はのだめのプロポーズを受ける決意をします。
もう少しで終わりになりそうなので、のだめがどうなるかはもう少し待てばわかりますが、その前にわたしがもしのだめだったらどうするかを書きたいと思います。
(わたしがのだめだったなら)
①千秋と結婚します♪
②あえて苦しくてもプロとして千秋をささえ千秋といっしょに困難を乗り越えて行きます。
①と②は両立させます。
作者は「もっと愉快な音楽を」と書いているので、のだめは千秋と最後のコンチェルトをして幼稚園の先生になるという展開になるのかもしれません。
でものだめは幼稚園の先生になれば、楽しくていいでしょうけれど、音楽の才能(そのほかの才能でも)は天から与えられたもので、誰もが努力して得られるものではありません。
天から与えられた才能はその人だけのものでなく世界に還元すべきです。
「もっと愉快な音楽を」というのは観客側に対してであって、プロの演奏家は楽しいだけでは音楽は深まりませんし、苦難の道を乗り越えてこそ音楽も深まります。
わたしたちの日々の仕事だってそうだと思います。
仕事は苦しくても一所懸命にやり、楽しみは趣味でやるというのが基本的な考えです。
もう一歩超えてのだめは観客を楽しませることにより、自分も音楽を愉快だと感じられるレベルまで高められるかもしれません。
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